おしゃれなユニフォームとはどのようなものがある?
ユニフォームにおしゃれを取り入れるためのポイントも解説

近年、おしゃれなユニフォームを採用する企業が増えています。ユニフォームにおける「おしゃれさ」には、デザイン性の高さやブランドイメージとの一致などさまざまな要素があり、トレンドを押さえつつ、自社ならではのオリジナリティや機能性にも配慮することが重要です。本記事では、「おしゃれなユニフォーム」に求められる要素や、近年のユニフォームのトレンド、おしゃれなユニフォームを導入する際のポイントを解説します。

目次

「おしゃれなユニフォーム」とは

企業のユニフォームは、ブランディングや社員のエンゲージメント向上、機能性といった要素が求められる重要なアイテムです。近年では、これに加えて「おしゃれさ」も重視されるようになってきました。
では、「おしゃれなユニフォーム」とは具体的にどのようなものなのでしょうか。以下ではユニフォームにおける「おしゃれさ」について解説します。

デザイン性が高いこと

ユニフォームのデザインは、企業の印象を大きく左右する要素のひとつです。シンプルでありながら洗練されたデザインや、トレンドを取り入れたスタイルは、「おしゃれさ」を際立たせます。また、色使いやロゴの配置、シルエットなどにこだわることで、他社と差別化しながら個性を演出することができます。

さらに、ディテールへのこだわりも重要です。たとえば、ボタンやステッチのデザイン、襟や袖の形状に工夫を凝らすことで、さりげない高級感を持たせることが可能です。また、ユニフォーム全体のシルエットをスマートに仕上げることで、着る人のスタイルを美しく見せ、洗練された印象を与えることもできます。

ブランドイメージと一致していること

ユニフォームが企業のブランドイメージと調和していることも重要です。企業や業種に合わせて「ブランド」を視覚的に体現することで一貫性が生まれ、洗練された「おしゃれさ」を表現することができます。

たとえば、高級感を重視する企業であれば、落ち着いたカラーを用いることで、ブランドの品格を表現できます。一方、活気や親しみやすさを打ち出したい企業であれば、明るい色や動きやすいデザインを採用することで、企業の価値観を視覚的に伝えられます。

また、ロゴや企業カラーを取り入れる方法もあります。たとえば、ユニフォームの一部にコーポレートカラーを取り入れたり、刺繍やワンポイントロゴを活用したりすることで、過度に主張しすぎずにブランドの世界観を表現することができます。

素材にこだわっていること

素材へのこだわりも「おしゃれさ」を高める要素のひとつです。
快適で機能性の高い素材を採用することで、着心地の良さと高級感を両立できます。素材にこだわった機能性の高いユニフォームは、働く人のエンゲージメント向上につながる環境づくりの一環となり、高級感という「おしゃれさ」を演出します。さらに、デザインやカラーにブランディング要素を反映させることで、高級感だけでなくスタイリッシュさも加わり、業界全体のイメージアップにも貢献します。

近年のユニフォームのトレンドとは?

一般的な洋服と同様に、ユニフォームにもトレンドはあります。では、近年のユニフォームのトレンドはどのようなものなのでしょうか?以下で解説します。

ファッション系ユニフォーム

近年ではおしゃれなファッション系ユニフォームの導入が増えています。
特に、企業理念のようなコーポレートイメージとの一致や、社員のエンゲージメント向上のため、同業他社よりも独創的なデザインを求めてユニフォーム刷新を検討する企業が増えています。

また、高機能で快適な素材が増えていることから、機能面での見直しを検討する企業も少なくありません。そうしたニーズの高まりから、私服見えする製品や、ニット素材やポリエステル混の投入によりイージーケアができるユニフォームの人気が高まっています。

近年では、ユニフォーム刷新でもサステナブルな選択が求められる時代になっています。デザイン性だけでなく環境配慮が重要なトレンドになっており、再生素材を使用することも増えています。

株式会社ファンケル様は、このような「制服」に求められる役割とおしゃれさを体現し、ブランドイメージの訴求とお客様に親しみを持っていただくことを目的にユニフォームをモデルチェンジしました。
高機能かつ働く人の個性を引き出すユニフォームとなっており、さらに、一部に再生素材を使うことで環境にも配慮しています。 

ブランドイメージを体現し、親しみやすい印象を演出
株式会社ファンケル様の新制服ブランドイメージを体現し、親しみやすい印象を演出
株式会社ファンケル様の新制服


安心感や清潔感のあるデザイン
株式会社ファンケル様の新制服安心感や清潔感のあるデザイン


カットソーの生地素材の一部に
漂着ペットボトル由来の再生素材を一部に使用
株式会社ファンケル様の新制服カットソーの生地素材の一部に
漂着ペットボトル由来の再生素材を一部に使用


落ち着きと穏やかな印象があるライトグレーと
リラックス感や清潔感のあるライトブルーを採用
株式会社ファンケル様の新制服落ち着きと穏やかな印象があるライトグレーと
リラックス感や清潔感のあるライトブルーを採用


全12アイテムを組み合わせて67通りのコーディネートが可能
スタッフ一人ひとりの"私らしさ"が際立つデザインに
株式会社ファンケル様の新制服
全12アイテムを組み合わせて67通りのコーディネートが可能
スタッフ一人ひとりの”私らしさ”が際立つデザインに

株式会社ファンケル様の従業員の働きやすさと環境に配慮したユニフォームについて詳細はこちら

接客業向けユニフォーム

接客業向けユニフォームでもおしゃれなユニフォームが増えています。
お客様と直接接点を持つ従業員が着用するユニフォームであることから、接客業向けユニフォームは顧客の企業やブランドに対するイメージを左右する重要な要素です。

近年では、カットソーやデニム素材など、カジュアルなアイテムの採用が増えており、従来の接客業向けユニフォームからデザイン面で変化が見られます。こうした傾向の背景には、オーガニック系やエシカル志向の店舗が増えていることも影響していると考えられます。

またコロナ禍以降、ユニフォームを店舗戦略や商品戦略の一つとして位置付け、戦略的な観点からユニフォーム刷新や選定を行う事業者も増えてきました。
実際に、接客業においては、従業員が着用するユニフォームはブランドや商品イメージに大きな影響を及ぼす要素の一つであることから、ユニフォームの重要性が注目されています。

株式会社ヤクルト本社様は、洗練された働く女性の美しさを引き出すことや、笑顔をより引き立たせお客さまとのコミュニケーションを活性化することを目的に、制服をリニューアルしました。 

濃紺のブレザーで洗練されたイメージを引き出し、顔回りを明るく魅せる配色のリボンをデザイン
「清潔感」「さわやかさ」「明るさ」を感じさせる株式会社ヤクルト本社様の新制服濃紺のブレザーで洗練されたイメージを引き出し、顔回りを明るく魅せる配色のリボンをデザイン
「清潔感」「さわやかさ」「明るさ」を感じさせる株式会社ヤクルト本社様の新制服

株式会社ヤクルト本社様の機能とお客さまとのコミュニケーションを重視したユニフォームについて詳細はこちら

現場向け制服

現場で着用する制服も、近年スタイリッシュなデザインが増えており、ロゴデザインに工夫を凝らした制服が増えてきています。
単にスタイリッシュなだけではなく、企業やブランドのイメージを反映させた制服も多くなってきました。
特に消費者と接する業種や企業では、制服がブランドの一部として扱われるようになってきており、スタイリッシュな制服は企業の魅力的なイメージを強化する手段にもなっています。

東鉄工業株式会社様はそういった流れをくみ、従業員のエンゲージメントを高めるだけでなく、業界イメージアップを目的に制服をリニューアルしました。 

誠実さや落ち着きを連想させるダークグリーンをメインカラーに使用
自信や信頼感を表現する東鉄工業株式会社様の新制服
誠実さや落ち着きを連想させるダークグリーンをメインカラーに使用
自信や信頼感を表現する東鉄工業株式会社様の新制服

東鉄工業株式会社様の安全性とブランドを高める高機能でデザイン性の高い制服について詳細はこちら

おしゃれなユニフォームを導入する際のポイント

おしゃれなユニフォームを導入する際には、デザインのオリジナリティや機能性を考慮することが重要です。

オリジナルデザインで制作する

おしゃれなユニフォームを選ぶ上では、既製品ユニフォームの中から選ぶのではなく、オリジナルデザインのものを選ぶことがポイントです。
オリジナルのデザインを採用することで、企業イメージやブランドを効果的に表現できるようになります。デザインのイメージや要望を踏まえた上で作成されるため、イメージ通りになりやすいこともメリットです。

機能性が備わっているか確認する

「おしゃれさ」だけを追求
そのため、「おしゃれさ」だけでなく、耐久性や着心地といった「機能面」も兼ね備えたユニフォームを制作できるかという観点も重要です。

まとめ

おしゃれなユニフォームを導入する際には、デザイン性と機能性を両立させることが重要です。
今の時代に合ったおしゃれなユニフォームとは、デザインや素材、機能面がバランスよく調和しており、企業のブランドイメージをしっかり反映するものです。

最適なユニフォーム選びは、業種や企業のニーズに合わせた提案を受けることで、より確実に実現できます。そのため、自社に最適なユニフォームを選ぶ際には、専門的な提案ができるパートナーに相談することが重要です。

おしゃれなユニフォームはオンワードコーポレートデザインで

オンワードコーポレートデザインはオフィス向けの事務服、現場向けの作業服、接客業向けのサービスユニフォームなど、あらゆる業種のオリジナルユニフォームを展開しています。
過去60年間で約1600社にのぼるあらゆる業種のユニフォーム制作実績があります。

国内外のデザインソースを生かした提案力

オンワードコーポレートデザインでは、アパレルメーカーとしての豊富な知見を活かしたデザインをご提案しています。
国内外のコレクション情報を取り入れ、ユニフォームの視点だけにとらわれないアプローチが可能です。
また著名デザイナーと協業し、アパレル企業にしかできないオリジナルのデザインにてユニフォームを提案できます。

徹底した品質管理体制

オンワードコーポレートデザインでは品質管理の専門家が社内に常駐し、 物性データの確認・検証・着用試験を実施しています。
また、日本アパレルクオリティセンターとの連携により、アパレルに特化したノウハウを活かし、 徹底した品質管理を行っています。

徹底したヒアリングとあらゆる企業の課題に合わせた提案

お客様の課題を解決するために徹底したヒアリングを実施し、企業イメージを刷新するためのユニフォームや機能性向上により従業員の働きやすさ改善するユニフォームなど、あらゆるニーズに合わせた最適なご提案が可能です。

企業向けオリジナルユニフォーム導入を検討されている方は、ぜひご相談ください。

以下の資料では、オリジナルユニフォーム導入を成功させるためのオンワードコーポレートデザインのノウハウを紹介しています。
オリジナルユニフォーム導入を検討している企業様はぜひご覧ください。

DOCUMENTS お役立ち資料

オリジナルユニフォームの導入推進ガイド
オリジナルユニフォームの導入推進ガイド

業界や職種を問わず、ユニフォームはさまざまな企業で使用されています。
特に昨今は、大量生産されている既製品を活用するのではなく、企業がアイデンティティを表現する手段として、それぞれがオリジナルデザインのユニフォームを制作し、活用するケースが増えてきています。既製品では表現できない企業の姿勢を示す重要な要素です。
そこで本書では、オリジナルのユニフォームの導入ポイントや流れなど導入に向けて知っておくべき情報をご紹介します。

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