合併を機に新たなユニフォームを製作。
赤と青のコーポレートカラーを取り入れ刷新感を演出
まずはユニフォーム製作の経緯について教えてください。
寺西様:弊社は2025年4月にオアシスと合併し、それを機に新たなルネサンスを表現する手段としてユニフォームを刷新することになりました。ですが、ユニフォームを刷新すること自体がこれまでの経験にない初めての試みでしたので、何をどうすればいいのかわからない状態でした。しかも、プロジェクトの準備期間はわずか10か月と限られており、一般的にユニフォーム刷新に要するとされる期間よりもかなりタイトなスケジュールで進める必要がありました。そうしたタイトなスケジュールに対応できるパートナーとしてオンワード様にお願いすることになりました。
オンワード様にはワークショップを2日間にわたり開催していただき、そこにルネサンス、オアシス双方の社員が集まり、それぞれの思いが反映されたユニフォームを製作することが重要課題に位置づけられました。

社員の声が形になり、
デザイン・機能性ともに優れたユニフォームを実現
ユニフォームのデザインで気に入っている点、良かった点はありますか?
建井様:社員の意見やデザイナーさんがイメージされたことがしっかりと形になっている点が良いと思います。
ワークショップでは「ユニフォームを通じて新しい一体感をどのように生み出していくか」、「それぞれの文化をどうやって1枚のユニフォームに融合させるか」という視点のもとで交流を深めました。デザインの方向性について検討を重ねた結果、オンワード様の提案によりルネサンスとオアシスそれぞれのコーポレートカラーを取り入れることになりました。
具体的には、落ち着いたチャコールグレーと黒をベースに、トップスの背面襟元にルネサンスのコーポレートカラーである赤とオアシスのコーポレートカラーである青を組み合わせたオリジナルのカラーテープを配置しました。
実は、ワークショップではそれぞれの社員が言えなかったこと、言いにくかったことがありました。 旧オアシスの社員は「ルネサンスのカラーを出していったほうがいいのではないか」と考え、片やルネサンス側からすると「オアシスのカラーを少しでも残したほうがいいのではないか」という思いを持っていたのです。
だから、このカラーテープのデザインは両社のカラーが合わさり、思っていることを1つにまとめた素晴らしい提案だったと思います。
出来上がったデザインを見て、2つの会社を統合することの意味がしっかり表現されていると感じましたし、ルネサンス、オアシス双方の社員が「新たな一歩を踏み出した」「より一緒に大きくしていこう」とチームが1つになったことも実感しています。

ユニフォームの着心地はどうでしょうか?
寺西様:「動きやすいな」と思ったのが第一印象です。デザインもスタイリッシュで、性別や体格・体型を問わずどんな方でも着やすく、快適に働けるユニフォームになっていると思います。スタッフからは「今までの長ズボンより、このジョガーパンツの方が身体のラインが気にならないから、安心して着られるようになりました!」「プールに入ることも多いのですが、チャックがあることで着脱がしやすく、すぐに着替えられるところも助かっています」との声もいただいています。
新たなユニフォームをフィットネスの「顔」にしたい

お客様からユニフォームに対する反応はありましたか?
寺西様:お客様からは「紺色のユニフォームも良かったけど、黒色のユニフォームもスタイリッシュでクラブ全体の雰囲気がより引き締まってみえますね」「ジョガーパンツって売っているの?動きやすそうでいいわね」などの前向きなご意見をいただいており、私たちも嬉しく感じています。
最後に新たなユニフォームを導入した「新生ルネサンス」としての意気込みを教えてください。
建井様:私はもともとオアシスの社員だったのですが、新しいユニフォームを着て新しい会社の一員として出発するということに、はじめは少し戸惑いもありました。ですが、このユニフォームの素晴らしいデザインのおかげで、新たな気持ちでスタートすることができました。
このユニフォームがフィットネス界の顔になることを目指して、これからもお客様に価値を提供していきたいです。ルネサンスでもオアシスでもない「新生ルネサンス」として、お客様にそれぞれの会社の良い部分をお伝えできればいいなと思っています。






