サービス価値を可視化するブランド設計
新幹線メンテナンス東海株式会社様では、整備の仕事の価値を「単なる清掃ではなく、本質はサービス業」としてとらえ、この仕事に従事する社員を、新幹線をドレスアップする「ドレッサー」と呼んでいます。制服リニューアルは、「ドレッサー」に相応しい環境づくりのひとつとして、会社全体のイメージアップや仕事へのやりがいの醸成、従業員の働きやすさ向上を目的として実施されました。
ブルー基調にオレンジを効かせたスタイリッシュデザイン
東海道新幹線のイメージに調和する濃いブルーをベースに、センターへJR東海カラーのオレンジをアクセントとして配置。印象的かつスタイリッシュな佇まいで、「ドレッサー」として憧れられる存在感を演出しました。ボトムスはグレンチェック、帽子はキャスケット風でドレッシーに統一。さらに男女で同一デザインを採用し、ブランドとしての統一感を高めつつ、それぞれの体型や着心地に合わせたパターン設計で快適性を確保しています。
現場起点の高機能で働きやすさを強化
業務に必要な無線・手帳・携帯電話などを想定し、ブルゾンに4つ、パンツに5つのポケットを配置。マチ付き仕様により収納容量を大幅に拡大しました。加えて、モニター試験を経て通気性・速乾性・伸張性・作業性・安全性に優れたトリコット素材を採用。動きやすさと快適性を高水準で両立し、日々のオペレーションを支える実用性能を強化しています。





