「小売・外食・宅配ユニフォーム」の正解は?“動ける”接客を支えるユニフォーム選びとは

小売・外食・宅配業界の現場では、業種ごとに求められるユニフォームの条件が異なります。小売では清潔感や動きやすさ、外食では汚れに強く快適な素材、宅配では視認性や耐久性、熱環境対策などが重要です。しかし、具体的にどのような機能や素材を選べばいいのか迷う方も多いでしょう。本記事では、業界別にユニフォーム選びのポイントや事例を解説します。現場課題を解決するユニフォームを導入したい方はぜひご覧ください。

目次

小売・外食・宅配業界の業務上の特徴とは

小売・外食・宅配といったサービス業では、業務内容や勤務環境が大きく異なるため、ユニフォームに求められる条件にもそれぞれ特有の傾向があります。現場の実情を踏まえた設計を行うためには、まず各業務の特徴を正しく把握することが重要です。以下で各業務の特徴を解説します。

小売業務の特徴

小売業では、店舗内を広範囲に移動しながらレジ対応・品出し・商品案内といった複数の業務を並行して行います。来店客と接する機会が多く、常に清潔な印象を維持する必要があります。
繁忙期やセール期には短時間で大量の接客や品出しが発生し、長時間の立ち仕事や反復動作による身体への負荷が大きくなります。売場のレイアウトや動線上の位置によっては、顧客がスタッフの所在を把握しにくい場面も生じます。

外食業務の特徴

外食業では、厨房とホールで求められる条件が大きく異なります。
厨房は高温多湿の環境下で火や油を扱い、衣服が汚れやすく、狭い空間で前傾姿勢や腕の上げ下げといった身体的負荷の高い動作が頻発します。
一方、ホールスタッフは混雑した店内を機敏に移動しながら接客を行い、長時間の立ち仕事や歩行を伴います。客席からスタッフの所在が分かりづらい場面や、端末やメモ帳など携行物の管理が煩雑になる場面も発生します。

宅配業務の特徴

宅配業務は屋外での長距離移動が発生する業務であり、炎天下・寒冷・雨天・降雪など多様な気象条件にさらされます。夜間や悪天候時には、事故リスクが高い環境での業務が発生することもあります。加えて、出発時と帰社時での外気温の変化や、屋内外を頻繁に行き来する業務においては、体温調整が難しくなる傾向があります。

どのようなユニフォームを選べばいい?シーン別ユニフォーム例

ここでは、小売・外食・宅配それぞれの職種において実際にどのようなユニフォーム設計が有効かを、具体的な課題と対応する仕様例を挙げながら解説します。求められる条件と製品の機能がどう結びつくかを把握することで、自社に適したユニフォーム選定の参考になります。

小売スタッフ

小売スタッフは、レジ業務・接客・品出しなどを短時間で切り替えながら対応するため、常に柔軟で効率的な動作が求められます。また、繁忙期やセール時には長時間立ちっぱなしになることも多く、身体 への負担を軽減しつつ、顧客からすぐに見つけてもらえる視認性も必要です。さらに、集中力とサービス品質を保つ上では快適性を向上させる素材を採用することも重要です。


【課題を解決するユニフォーム仕様の例】
着用快適性の向上:軽量素材やストレッチ素材の採用
長時間の接客や品出しにおいても疲れを軽減し、快適な作業をサポートする。

視認性の向上:着用シーンや内装などを意識したカラーリング
お客様がスタッフをすぐに見つけられ、充実したサービスを提供可能になる。

作業性の改善:動きやすいパターンの採用
動作を妨げない仕様で、現場の作業効率が向上する。

厨房スタッフ

厨房スタッフは高温・多湿の環境下で火や油を扱いながら作業を行うため、衣類が常に汚れやすく、衛生管理と快適性の両立が課題となります。また、狭い空間で前傾姿勢や腕の上げ下げといった身体的負荷の高い動作も多く発生します。
また、抗菌防臭加工を施すことで、菌やニオイの発生を防ぎ、清潔感を持続することができます。さらに、撥水加工は水分や油の浸透を防ぎ、清潔性と安全性を両立する性質として欠かせない仕様です。


【課題を解決するユニフォーム仕様の例】
快適性の向上:吸汗速乾素材の採用
汗を素早く吸収・発散し、蒸れやベタつきを防ぐことで高温下でも快適な作業が可能になる。

熱環境対策の強化:難燃素材などの特殊素材の採用
火を扱う作業場での安全性を考慮。

汚れ対策の強化:撥水加工のアイテムを採用
油や水のはねを弾き、衣服の汚れや水分浸透を防ぐことで衣類を綺麗に保つ。

衛生面の強化:抗菌防臭加工
菌やニオイの発生を防ぎ、清潔感を持続することができる。

ホールスタッフ

ホールスタッフは、来店客の案内・配膳・片付けなどを担当し、混雑した店内を機敏に移動する必要があります。顧客対応の第一線に立つため、清潔感と視認性を両立させながらも、動作性や収納力にも配慮されたユニフォームが求められます。


【課題を解決するユニフォーム仕様の例】
視認性の向上:店の雰囲気などを意識したカラーリング
客席からスタッフを容易に識別でき、呼びかけがスムーズになる。

動きやすさの向上:ストレッチ性が優れた素材の採用
屈伸・横移動・配膳など、様々な動作をサポートし、作業効率を高める。

作業性の向上:多機能ポケットを搭載
端末やメモ帳など必要なツールの管理を快適に行える。

デリバリースタッフ

デリバリースタッフは、昼夜問わず屋外で長距離の移動を伴い、風雨や気温変化といった自然環境に常にさらされています。また、安全確保のために、夜間や悪天候下でも認識されやすい反射材を備えた視認性の高さは必須です。さらに、長距離移動や荷物の持ち運びによる摩耗に耐えられる耐久性の高さも重要になります。


【課題を解決するユニフォーム仕様の例】
視認性の向上:反射材を採用
夜間走行時でも視認され、安全性を確保できる。

耐久性の向上:高い物性基準の生地を採用
移動時や荷物の持ち運びの際に起こる擦れ等に耐えられる生地を使用し、ユニフォームの寿命を延ばす。

屋外作業性の向上:防風・撥水加工生地を採用
雨風や寒さを防ぎ、天候に左右されず快適な配送業務が可能。


このように、業種ごとに異なる課題に対し、ユニフォームの仕様を適切に設計することで、業務効率の向上だけでなく、従業員の安全性や快適性、さらには顧客満足度の向上にもつながります。条件を満たすだけでなく、現場の課題を真に解決するユニフォームこそが、長期的な運用価値を持つといえるでしょう。

小売・外食・宅配業界向けユニフォームはオンワードコーポレートデザインにご相談ください

小売・外食・宅配業界におけるユニフォームは、単なる業務用衣料ではなく、現場の課題解決と企業価値の体現を両立する戦略的なツールです。オンワードコーポレートデザインでは、そうしたユニフォームの本質的な役割に着目し、企業ごとの課題やブランドイメージに最適化されたオリジナルユニフォームを提案しています。
60年以上にわたる歴史と、約1,600社の導入実績を背景に、デザイン性・機能性・耐久性を兼ね備えたユニフォームを多業種にわたり提供しています。

徹底したヒアリングとあらゆる会社の課題に合わせた提案

オンワードコーポレートデザインでは、企画の初期段階から徹底したヒアリングを行い、業務の流れや使用環境、社員の声まで丁寧に把握したうえで、最適な仕様をご提案します。
たとえば、本記事で紹介したような「視認性」「快適性」「収納力」といった要素に加えて、企業ごとの課題に合わせたソリューションを組み合わせることで、業務効率や従業員満足度、ひいては顧客体験の質まで高めるユニフォームを設計します。

アパレル会社だからこそのデザイン性・クオリティの高さ

オンワードグループの一員として、アパレルメーカーならではの美意識とクオリティを生かしたユニフォーム提案を強みとしています。著名なデザイナーとのコラボレーションなど、機能性とブランド表現を両立させたオリジナルデザインのユニフォーム導入も実現可能です。

小売・外食・宅配業界の現場での課題解決につながるオリジナルユニフォームの導入をご検討されている方は、ぜひご相談ください。

DOCUMENTS お役立ち資料

オリジナルユニフォームの導入推進ガイド
オリジナルユニフォームの導入推進ガイド

業界や職種を問わず、ユニフォームはさまざまな企業で使用されています。
特に昨今は、大量生産されている既製品を活用するのではなく、企業がアイデンティティを表現する手段として、それぞれがオリジナルデザインのユニフォームを制作し、活用するケースが増えてきています。既製品では表現できない企業の姿勢を示す重要な要素です。
そこで本書では、オリジナルのユニフォームの導入ポイントや流れなど導入に向けて知っておくべき情報をご紹介します。

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