ユニフォーム導入により期待できる効果・メリットをご紹介

ユニフォームを着用することの目的には「従業員の意欲・意識の向上」や「企業メッセージの発信」などがあります。またオリジナルで制作したユニフォームを着用すると更にさまざまな効果・メリットがあります。職場でユニフォームを導入する際には、そうした効果・メリットを踏まえた上で、最適なデザインや機能性を持つユニフォームを選ぶことが重要です。本記事では、ユニフォーム導入により期待できる効果・メリットを中心に解説します。

目次

ユニフォームを着用することの目的とは

職場でユニフォームを着用することの目的は、「従業員の意欲・意識の向上」と「企業メッセージの発信」の二つに分けられます。
従業員が職場でユニフォームを着用することは、従業員自身の意欲や意識に影響を及ぼします。また社外の人はユニフォームを着用した従業員の姿を見て企業に対してさまざまな印象を抱くことも考えられ、ユニフォームは企業イメージを印象付ける役割を果たすものでもあります。
ユニフォーム導入や刷新を検討する上では、ユニフォーム着用の目的と、企業が抱えている課題を照らし合わせることが重要です。以下ではユニフォームを着用することの目的について解説します。

従業員の意欲・意識の向上

従業員の意欲が低い場合や意識を変革させる必要性がある場合、従業員自身の意欲や意識の改善を目的としてユニフォームを着用することで、従業員の意欲や生産性向上につながることが期待できます。
制服を着用することの効果について研究した西川正之氏は「制服についての社会心理学的考察」の中で、制服を着用することによって組織内部の結束が強まり、「作業意欲の高揚」や「共同意欲の高揚」につながることを述べており、従業員の意欲や意識の改善という効果は研究結果で裏付けられたものでもあります。

企業メッセージの発信

ブランドの刷新や新サービスのリリースなどにより、ブランドイメージの発信を行いたい場合、企業イメージの発信を目的としてユニフォームを着用することで、企業イメージの発信を効果的に行えることが期待できます。
この点についても前述の西川正之氏は、制服は組織のイメージを呈示する機能を果たすことを述べていることから、企業メッセージを提示するというはたらきも研究結果によって裏付けられているものとなります。

前述の通りユニフォームを着用する目的は「従業員の意欲・意識の向上」と「企業メッセージの発信」の二つに分けられ、社内の課題だけでなく社外に向けたイメージや印象といった課題に対しても解決につながることが期待できます。
以降では、その中でも企業ユニフォームをオリジナルで作成することの効果やメリットを解説します。

※出典:西川正之「制服についての社会心理学的考察」

オリジナルユニフォームが組織にもたらす効果・メリットとは

前述の通り、制服を着用することは従業員の意識や企業イメージの観点で変化をもたらすと考えられますが、自社独自の「オリジナルユニフォーム」を着用することによる効果・メリットはどのようなものがあるのでしょうか。
オリジナルのユニフォームを着用することで、組織に以下のような効果・メリットをもたらすことが期待されます。

効果・メリット①:顧客に対して企業イメージを表現することができる

ユニフォームには、一目で企業やブランドのイメージを顧客に認識させ、企業イメージを表現する効果があります。ユニフォームのデザインや色使い、ロゴなどは企業のアイデンティティを反映したものであり、その企業ならではの印象を顧客に与えることができます。
例えば、カジュアルでフレンドリーなデザインのユニフォームは、親しみやすい企業文化を表現する一方で、フォーマルでシックなデザインは、プロフェッショナルなイメージを強調します。顧客が従業員のユニフォームを見ることで、その企業に対する信頼性や専門性を感じられる効果があるということです。

効果・メリット②:所属している人を識別することができる

色やデザインの異なるユニフォームを着用することで、所属先を示すことができる効果があります。
特に、サービス業や小売業など接客を行う場面では、従業員がユニフォームを着用することで、顧客は誰が店員やスタッフなのかを一目で確認できます。また、従業員にとっても顧客とスタッフを識別しやすくなるため、顧客へのサポートやサービスの提供を迅速に行うことができ、対応品質の向上につながります。

効果・メリット③:従業員の仲間意識を醸成することに寄与する

同じデザインの服装をすることは同じ集団に所属していることを強調するため、従業員の間で仲間意識を醸成できる点もユニフォームの効果です。
従業員の役割や立場を超えて同じユニフォームを着用することで、組織全体の調和や協力関係が促進されることがあります。これにより、チームワークや連帯感が強化され、組織の業績や生産性の向上につながることが期待されます。

オリジナルユニフォームが従業員にもたらす効果・メリットとは

オリジナルユニフォームを着用することは、組織だけでなく個々の従業員にも効果・メリットをもたらします。

効果・メリット①:従業員のモチベーションを向上させることに寄与

ユニフォームを着用することは、従業員にとって組織への帰属意識や誇りを高めることにつながります。ユニフォームが、従業員が組織の一員であることを示すシンボルとなり、それに誇りを感じることで仕事へのモチベーションが向上します。特に、デザインや色使いなどにオリジナルな特徴がある場合、従業員は自分たちが所属する組織の特別感や独自性を感じることができます。
これにより、従業員は自らの役割や責任を重んじ、業務に取り組む姿勢の改善が期待できます。

効果・メリット②:快適性を向上させることに寄与

ユニフォームは、作業・動作を快適にさせることにも寄与します。
ユニフォームは従業員が一日中着用するものであり、その着心地や素材の快適性は極めて重要です。
オリジナルのユニフォームであれば、従業員の着用する場面や動きやすさを考慮して作られるため、着用時のストレスや不快感を最小限に抑えることができます。快適なユニフォームは従業員の労働環境を改善し、体調不良やストレスによる生産性の低下を防ぐことにもつながります。

効果・メリット③:安全性を向上させることに寄与

ユニフォームは、従業員の安全性を向上させることにも貢献します。
例えば、作業現場では帯電防止・高視認性・難燃・熱中症対策、オフィスや接客をする場面では転倒防止・引っかかり・巻き込まれ防止など、安全性を向上させるさまざまな機能を付与したユニフォームがあります。
ただし、必要な機能は職場環境によって異なるため、必要な機能を付与したユニフォームを導入する際には、既製品ではなく職場環境に合わせてユニフォームを設計する必要があります。
企業の職場環境にあった機能が付与されたユニフォームを着用することで、従業員の事故や体調不良のリスクを低減し、従業員の安全性を向上することに寄与します。

既製品ユニフォームによるデメリットとは

企業ユニフォームには自社独自のオリジナルのものに加え、既製品のものもあります。既製品のユニフォームは入手しやすいなどといったメリットがある一方で以下のようなデメリットがあります。

選定時の選択肢が狭くなる

既製品を導入する場合、すでに存在するパターンの中から選ばなければならないため、自社で抱えているデザイン面・機能面の課題を解決するための最適なユニフォームがないことがあります。
また、すでにあるパターンの中から選ぶため、他社と類似のデザインになってしまう可能性があり、差別化を図ることが難しい場合があることもデメリットです。

課題解決や市場調査などを踏まえた最適なユニフォーム選定が難しい

オリジナルの場合、制作時にメーカー側が自社内のニーズ課題のヒアリングや市場のリサーチなどを実施します。ノウハウを持つメーカーが課題把握やリサーチなどを行うため、ユニフォーム制作・選定にあたって必要な社内外の現状を適切に把握でき、その現状を踏まえて最適なユニフォームを設計できます。

一方で、既製品であれば自社内のヒアリングや市場リサーチなどを、自社で行わなければなりません。
ヒアリングや市場リサーチなどを自社内で行うこと自体は可能です。しかし、それらをもとに適切なユニフォームのデザインや素材、機能性などを自社内で選定することは容易ではなく、現状を踏まえた適切なユニフォーム選定ができない可能性があります。

その結果、社内の課題解決や顧客にとって最適なユニフォームを制作できないという事態が発生してしまう可能性があります。

コストを抑えて調達することが難しい

既製品のユニフォームは一定のロットで作成したユニフォームを特定企業向けではなく、市場全体に定価で販売を行う為、コストコントロールが難しい課題があります。
また大量生産された既製品のユニフォームは大規模な倉庫に保管されます。出荷までの間に倉庫で保管することで、倉庫の賃料が発生しその分のコストが上乗せされてしまう可能性があります。
また、既製品のユニフォームは製造から販売までの過程で多くの企業が介在します。一気通貫できないことにより介在した企業のマージンなどが上乗せされてしまう可能性があります。

セキュリティリスクが高まる

既製品のユニフォームは一般的に市販されていることもあり、比較的容易に調達することができます。
容易に調達できるユニフォームを着用することは、従業員になりすましたものが進入禁止エリアに不正に侵入することなどが発生するリスクがあります。

オンワードコーポレートデザインが課題解決のため最適なユニフォームをご提案

オフィス・ワーキング・サービスなどあらゆる業種に対応

オンワードコーポレートデザインは、オフィス向けの事務服、製造業や建設業などの作業服、接客業向けのサービスユニフォームなどあらゆる業種のオリジナルユニフォームを展開しています。
オリジナルデザインであるため、既製品ユニフォームでは難しかった企業イメージを表現したデザインのご提案も可能です。また機能面でも従業員様の働く環境に合わせた最適な機能を付与することで、より快適で安全なユニフォームをご提案します。

オンワードコーポレートデザインは過去60年間で約1,600社のユニフォーム制作実績がございます。
単に導入・刷新をするためのご提案ではなく、従業員の意識の向上や企業メッセージの発信など貴社が抱える課題を解決するための解決策としてオリジナルユニフォームをご提案します。

アパレル企業だからこそのデザイン性・クオリティの高さ

お客様の課題を解決するためのデザイン・クオリティをご提供するだけでなく、著名なデザイナーとコラボしたユニフォームなど、アパレル企業にしかできないオリジナルのデザインにてユニフォームを提案することが可能です。
企業向けオリジナルユニフォーム導入を検討されている方は、ぜひご相談ください。

以下の資料では、オリジナルユニフォーム導入を成功させるためのオンワードコーポレートデザインのノウハウをご紹介しています。
オリジナルユニフォーム導入を検討している企業様はぜひご覧ください。

DOCUMENTS お役立ち資料

オリジナルユニフォームの導入推進ガイド
オリジナルユニフォームの導入推進ガイド

業界や職種を問わず、ユニフォームはさまざまな企業で使用されています。
特に昨今は、大量生産されている既製品を活用するのではなく、企業がアイデンティティを表現する手段として、それぞれがオリジナルデザインのユニフォームを制作し、活用するケースが増えてきています。既製品では表現できない企業の姿勢を示す重要な要素です。
そこで本書では、オリジナルのユニフォームの導入ポイントや流れなど導入に向けて知っておくべき情報をご紹介します。

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